1929年に起きたニューヨークの株の大暴落をきっかけに世界各国を襲った大恐慌の歴史を背景に、その渦中にアメリカで作られたプレスガラス製品です。

不況時代を少しでも明るくしようと色付けされた製品が多く見られます。

日本でも人気のアンカーホッキング社のファイアーキングシリーズも、同時代に "Philbe"(フィルビー)というパターン名でディナーウェアを製造していました。

当時は商品の景品や販売促進品として配られてもいましたが、徐々に人気が高まり一大ブームを巻き起こし、1960年頃からは結婚式やお祝い事に送られる高級感あふれるエレガントガラス(エッジングガラス)が誕生しました。

 

昔のプレス技術は、溶かしたガラスを型に流し込む過程にできた気泡、染色の偏り、型の繋ぎ目のライン、多少のザラツキや凹凸等があります。しかしながら、現代の機械では表現できない風合いと100種類を超える繊細な模様(パターン)の華やかな色ガラスがとても魅力的で、現在残っているものが少ないため、貴重で価値の高いコレクターズアイテムとなっています。

温かいティーや、冷たいハーブティーなどを入れてティータイムのひと時をお楽しみ下さい。

 

※以下の画像は、ヘアライン、凸凹、気泡の一例です。